Levi’s 702(1997年日本製)

こんにちは!Otenkingです。

今日はLevi’s702(1997年日本製)です。7年前新橋駅西口前の古着市で2012年ふと立ち寄った時に衝動買いしたものです。製造が1997年、今から22年前のちょっとしたヴィンテージものになりますね。

発売当時、米国製のレギュラーライン501が上野アメ横で6,000円程度のころ、復刻版プレミアムということで12,000円程度だったかと記憶しています。PBレプリカデニムブランドが立ち上がり、本物志向が高まりつつある中、リーバイストラウス・ジャパンが送り出した501の復刻版だったようですが、米国リーバイストラウス社からの許可が下りず、「702」のロットナンバーになったとも言われています。この後、「501」復刻版プロジェクトが日米で同時並行的に進行し、「44501(大戦モデル)」、「47501」、「5501」、「66501」とそれぞれバレンシア産、日本産が正式な復刻モデルのラインとして生産され、更にLVC(リーバイス・ヴィンテージ・コレクション)ブランドとして、生産拠点を世界に移しながら今日に至っています。

それでは復刻版、レプリカなどデニムの世界を調べるきっかけとなった「702」を改めて見てみましょう。

パッチはやわらかい革製。バックシンチがベルトループ下にリベット止めされている。バックシンチはベルトを使わない(ベルトループのない)ときにウエストを絞めるためのもので、本来はベルト位置につけられていた。発売当時、アイビー系ファッションのチノパンでもバックシンチが流行っていたことも手伝い、飾りとしてつけられたようである。ただ、この場所に金具が使われていると、椅子やソファを傷つけてしまったり、車のシートを傷めてしまうなど、少々不評を買うところもあり、切り取ってしまう人もいたようだ。

ラインは股上深めで太めのパイプドストレート。フロントトップボタンは、ドーナツタイプで古さを出している。

穿いてみるとこんな感じです。バックポケットは大きめでアーキュエイトステッチも深め。

スレーキのプリントを見てみると「For over 140 years 」とある。

こちらの2013年モデルも分かりにくいが「For over 140 years 」とある。

1997年製も2013年製も「For over 140 years 」?と思ったが、overだからいいのか。定型句みたいなものなのでしょうね。

ミミはセルビッチ赤耳ではあるが平織となっていて凹凸のつきにくい仕上げになってしまっている。これでは、セルビッチ付き特有のあたりが出にくくなってしまう。綾織のセルビッチは凹凸が付きやすい織目なので、あたりを期待する人は購入の際にチェックポイントとなる。

更にこのアウトシームの縫い方が何故かチェーンステッチになっています。チェーンステッチでの縫い合わせはセルビッチが開きにくく、これもあたりを出すには適していないようです。

どこを目指していたのか分かりにくい独特なモデルで、酷評もあるようですが、こういった過渡期があったからこそ、後のシリーズに繋がった貴重な一本だと思います。


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