Lee 101B COWBOY 1936

こんにちは!Otenkingです!

今日は今でもファンが多いLeeのクラシック定番101B COWBOY 1936年モデルのご紹介です。

「ジーンズと言えばリーバイス」のコマーシャルに出演していた(というよりフィルムが使われていた)ジェームス・ディーンが愛用していたのはLeeだった、というのは知る人ぞ知る話。ハリウッドのセレブがこぞってLevi’sを穿いていたので、彼自身敢えてLeeを選んだのだとか。。後にJ.D伝説として作られた話かもしれないが、大勢に抗うJ.Dのイメージを伝えるエピソードとしてジーンズ(特にLee)ファンの間では語り草である。例えるなら、docomoのスマホで実はauの筐体使ってました的な映像の差し替えのようなものですが、今ではちょっと考えにくい設定で時代あるあるかもしれません。

さて、そんなUS3大ジーンズブランドのひとつLeeから復刻版101B COWBOY 1936モデルをUSEDでゲット。

そもそも復刻版はリーバイスだけかと思っていたが、リーにもアーカイブスシリーズが展開されているらしい。

人気は前述のジェームス・ディーンも穿いていたというRiders 101Z 1955モデルのようだが、前々から「COWBOYらしい!」と勝手に思い込んでいるヘアオンハイドが気になっていたので、こちらのモデルを選択。

色落ちやアタリの付き方もなかなか良い感じ。Ridersのスラッとしたイメージが強かったせいか、予想以上に太い。

Levi’s702同様バックシンチ付きのモデル。

少々驚いたのがバックポケット内側に補強用の布があててあること。ハンカチでも入っているのかと思ったが、これがCOWBOYのゆえんのひとつ。バックポケットがセンターから離れてアウトシーム寄りに見えるが、これは馬に跨ったときに影響を受けにくいように。さらに、バックポケットの留めにはLevi’sの同年代のようにリベットを用いず、「X」型の縫い留めで補強している。これは、金具で馬具を傷めないようにするCOWBOYへの配慮。

生地は薄くペラっとした感じなので、調べてみると11.5ozらしい。これからの季節には穿きやすい厚さか?

ちなみに本物ビンテージはネットで見ると80万?くらいで売られているようだ。。

穿いた時のシルエットはこんな感じ。

履き心地はいかついデニム感はなく、これはこれで好みの分かれるところだろう。

ヘアオンハイドが気に入ったのだが、全体に色濃く残っているため、今一つ目立たないのが残念。。

同年代モデルのLevis37501、シンチバックモデルの702との比較

左から501、101B、702

レングスが相当違うのだが、ウエストサイズも501はW31、101、702はW28。

履き心地は左から、フワ、ツル、ゴワという感じ。702はまだ意外とハリがある。

腰、ヒップのラインがかなり異なる。こうしてみると501の方はちょっと短いなぁ。 702がものすごくスタイリッシュに見えてしまうから不思議。

こうして並べてみると1本1本に味があって、本当に面白い。普段自分で自分をこのように比較してみることもないので、面白さも一層だ。