Levi’s 66501(2000年日本製)W29 新しめver.

こんにちは。Otenkingです!66モデルの呪縛にはまってしまい、2本目となる復刻版を入手することになってしまった反省と満足感でディテイルチェックです。


日本製の66501の出来栄えについては賛否分かれるところではあるが、ディテイルについてはそれなりに再現されていると思われる。そして、何よりも残念なのは、再現し過ぎてせっかくの紙パッチが割れてしまうということ。現在発売されているモデルは見た眼にも長持ちしそうだが、今持っている日本製のパッチは風前の灯ともいえる脆さ(1年はいていたら、結局壊れちゃいました。現在は色もすっかり薄くなってしまったので、後日レポートします。)で、穿くことを躊躇していた。ならば、もう一本探してしまえということで勢い余って入手したのが、まだ毛羽立ち感残るものだ。これなら仕様感ある方にも踏み出せようというものだ。

01の中では細身であることは変わりないが、テーパードが思いのほか強くないように感じる。W29incということもあるのだろうか?

66モデルの特徴である横に広めのバックポケットと浅めのアーキュエイトステッチ。このステッチの角度は好みが分かれるところだが、個人的には鋭角の方が好きかな。

ウォッチポケットは小さめで縦長だ(コインポケットではないらしいです)。

OPボタン周りがV字ステッチ留めであることが、移行期バージョンであること物語っている。W30incになるとフロントボタンの数が増えるのは股上の深さとも関係するのだろう。バックポケットの隠しリベットが廃止されたのも特徴の一つ。

生地は日本製の特徴なのか少し赤味を帯びたインディゴブルー。この年代の日本製の色の変化をみる感じでは、鮮やかな青に変わることはないようだ。まだ毛羽立ち感がある状態なので、いい味出すまでには相当時間を要するだろう。

「0100」は2000年1月製ということ。ヴィンテージブームも下火になりつつある時期。

チェーンステッチ。縫い始めがインシームスタートなのがマイナスポイント。インシームスタートだと縮みが出にくく結果、アタリも出にくいらしい。(これは検証が難しいので何とも言い難いですが、そのようです。